ピュラモスとティスベ

ピュラモスとティスベ


作品情報

制作年
1520

ストーリー

これはニクラウス・マヌエルが署名した最後の作のひとつで、1520年ごろ、やはり薄い膠絵具で布に描かれました。オウィディウスが伝えるピュラモスとティスベの物語の結末を描いています。バビロンの二人の恋人は家どうしに引き離され、夜に泉のほとりで会う約束をしました。先に着いたティスベは獅子に驚いて逃げ、ヴェールを落とします。ピュラモスはそれを血にまみれた姿で見つけ、彼女が死んだと思い込んで自ら命を絶ちました。戻って亡骸に気づいた彼女も、あとを追って死にます。マヌエルは悲劇を、自分になじんだ北方の風景の中に置いています。のちにバーゼルの収集家バジリウス・アマーバッハがこれを、この美術館のもととなった収蔵品に加えました。

作品の前にいるなら、カメラを向けて。アプリを入手。