
Gustave Courbet · PD
採石場の労働者
作品情報
ストーリー
ドレスデンの美術館にあった大きな一点は、1945年以降だれも見ていません。輸送の途中で失われたという説があり、美術館の記録では今も所在不明のままです。等身大の人物を描いたその画面は1850年の冬にパリのサロンに出品され、道端で石を割る二人の男に歴史画の大きさを与えたことで騒がれました。同じ構図をより小さく、より暗く、左右を反転させて描いたのがこの一点です。縦56センチ、横65センチ。膝をついて槌を振り上げる年かさの男が画面の左にいます。クールベがこの二人に会ったのは1849年の秋、故郷オルナンに近いマジエールの街道でした。翌朝アトリエに来て姿勢を取ってもらったと、友人の作家フランシス・ヴェイ宛ての手紙に書いています。




