井戸端のリベカ

井戸端のリベカ


作品情報

制作年
1738
技法
油彩
寸法
102 × 137 cm

ストーリー

創世記はこの一件を数節で片づけます。アブラハムが息子イサクの嫁を探しに召使いを送り出し、召使いが井戸で待っていると、らくだに水を飲ませてくれた娘がその人だった、という話です。ピアツェッタは1730年代の終わりにヴェネツィアでこれを描きました。教会ではなく個人の家のための絵で、出来上がったのは求婚の場面です。

中央に立つリベカは襟ぐりの広い明るい服に短い袖、腕には金属の水がめ。年老いた召使いが、約束のしるしの装身具を差し出しています。右では二人の娘が笑いながら様子をうかがっています。当時のヴェネツィアではこの手の絵がよく注文されました。聖書の名前を冠した田舎の情景を、家のなかで近くから眺めるためのものです。

もとはコンタリーニ家の所蔵で、1916年に出版人エミリオ・トレヴェスの遺言によってミラノへ来ました。物語に出てくる十頭のらくだのうち、画面に入ったのは左端の鼻づら一つだけです。

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