
聖アウグスティヌス
作品情報
ストーリー
アウグスティヌスは若い修辞学の教師としてミラノに来て、387年の復活祭に司教アンブロシウスから洗礼を受けた。のちに彼自身も北アフリカのヒッポの司教となる。モントゼーの祭壇の基部で翼が閉じられると、この板は聖アンブロシウスの板と対をなしていた。ここでアウグスティヌスは模様入りの布をかけた長椅子に座り、淡い緑の衣の上に重い赤のコープをはおり、金の帯のついた白いミトラをかぶっている。膝の上の本のページをめくりながらもう一方の手を上げ、頭上には彼の名を記した帯がほどけるように広がる。かたわらの机には閉じた本とガラスの瓶が置かれている。いちばん下、長椅子の足もとには、赤い襟の小さな子どもの顔がのぞいている。



