トゥールーズの聖ルイ

トゥールーズの聖ルイ


作品情報

制作年
1509
技法
油彩

ストーリー

司教の装いをまとったこの若者は、手の届くところにあった王冠を退けた。トゥールーズの聖ルイは王たちの孫であり、ナポリ王の息子で、その王位への権利を持っていた。少年のころ彼はアラゴンで数年を人質として過ごし、帰国すると継承の座を弟に譲り、フランシスコ会の質素な修道服をまとった。トゥールーズの司教職も、教皇の強い求めがあって初めて受け入れたものだった。彼は23歳で世を去った。1509年ごろ、セバスティアーノは彼を金色のモザイクの半ドームで覆われた壁龕に据え、司教の杖の下に修道士の結んだ帯を描いた。これはサン・バルトロメオ教会のオルガン扉の内側の一枚で、扉が開くまでは隠れていた。18世紀まで楽器に付いたままで、その後、一枚だけ額装された。

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