聖ロザリア(処女)

Jean-Auguste-Dominique Ingres · CC-BY-SA-4.0

聖ロザリア(処女)


作品情報

制作年
1842
技法
油彩、カンヴァス
種類
絵画
寸法
210 × 92 cm

ストーリー

聖ロザリアはパレルモの守護聖人です。そのパレルモで1810年、のちの国王ルイ=フィリップの長男フェルディナン=フィリップが生まれました。一家はシチリアに亡命していたのです。1842年7月、オルレアン公となっていた彼は馬車の事故がもとで亡くなり、その場所に礼拝堂が建てられました。窓には王家ゆかりの聖人が選ばれ、公の生まれた町の聖女もそのひとりになりました。伝説によれば、ロザリアは12世紀シチリアの貴族の娘で、世を捨てて町を見下ろす山の洞窟で隠修生活を送ったといいます。アングルは尖頭形の二連アーチの下に、裸足で手を合わせて祈る彼女を描いています。長い金髪は解いたままです。足元の段にはラテン語で名が記され、左下には署名と1842年の年記があります。この下絵をもとに、セーヴルでガラス絵師ベランジェが窓を描きました。

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