
Antonio da Correggio · CC0
聖ペテロ、聖マルタ、聖マグダラのマリア、聖レオナルド
作品情報
ストーリー
1515年ごろ、コレッジョはまだ北イタリアの小さな町の若い画家で、その名もこの町コレッジョに由来する。この祭壇画は、まさにその町の教会、サンタ・マリア・デッラ・ミゼリコルディア聖堂のために描かれた。注文主は地元の住人メルキオーレ・ファッシで、四人の聖人を自ら選んだ。驚かされるのは、二人が一度も共に働かなかったにもかかわらず、板絵にすでにこれほどレオナルド・ダ・ヴィンチが宿っていることだ。人物の輪郭を呑み込むようなやわらかな光も、こちらへ振り向くマグダラのマリアに与えられたかすかな微笑みも、レオナルドがイタリア中にまき散らした発想から来ている。四人の聖人は暗い木立の前に立ち、それぞれ別の物思いに沈む。一人はうつむき、一人は見上げ、一人はこちらを見つめる。




