
Sandro Botticelli · PD
サン・バルナバ祭壇画
作品情報
ストーリー
1487年ごろ、ボッティチェリはこの祭壇画を、フィレンツェのサン・バルナバ聖堂のために描いた。注文したのは医師と薬種商の組合で、画家たちが属していたのも同じ組合だった。聖母子を高い玉座に据え、色大理石の広間に置き、天使たちと立ち並ぶ六人の聖人が取り囲む。中には洗礼者ヨハネがおり、甲冑をまとった戦士の大天使ミカエルもいる。フィレンツェでの画業の頂点に近いころのボッティチェリであり、説教師サヴォナローラの厳格さが彼の絵を暗くしていく前の年月にあたる。下のプレデッラにはかつて小さな場面が並んでおり、そのうち四つが同じ美術館に残っている。左端にはアレクサンドリアのカタリナが立ち、自分を死へと追いやった車輪に手を添えている。




