
座る裸婦
作品情報
ストーリー
縦128センチ、横90センチのカンヴァス。しっかり描き込めるだけの時間、保たれたモデルの姿勢。そして、どこにも署名がない。60代のベルナールは裸婦を数多く描き、単身像も群像も手がけ、ティツィアーノをはじめヴェネツィア派の裸婦を模写して、暗い地塗りから人体を起こす手順を学んでいる。古典の画家として数えられたかったのである。1920年代には、その望みからすでに人類の歴史をめぐる巨大な連作が二組生まれていた。いずれもシクル・ユマンと名づけられ、この種の習作がそれを支えている。作品は1989年、ウプサラのベングトとエリン・エクストレム夫妻が寄贈した晩年作の一群とともにアムステルダムへ渡った。




