
Amedeo Modigliani · PD
シャツを着た座る裸婦
作品情報
ストーリー
1917年の冬、モディリアーニはモンパルナスのジョゼフ=バラ通りにある一室で描いていた。画商が住む建物のなかの部屋である。絵の販売を引き受けていたポーランド人の詩人レオポルド・ズボロフスキは、彼に日給15フランを払い、モデルの女性たちには一回のポーズにつき五フランを払っていた。1916年から1919年にかけて座った裸婦が13点ほど生まれ、その大半が1917年の作で、これもその一つである。ヴィルヌーヴ・ダスクの美術館は、顔の描き方のせいでモデルが誰か判別できない、とはっきり記している。名前を挙げる資料もない。彼女は白いシャツを体の前に当てていて、暗い赤の地のなかでそこだけが明るい。髪の毛の筋は、絵具が乾かないうちに筆の木の柄で引かれている。




