
Francisco Goya · PD
ドゥルサイナを吹く羊飼い
作品情報
ストーリー
この下絵は、ついに掛けられることのなかった計画の一部です。1786年から1787年にかけて、エル・パルド宮殿のアストゥリアス公夫妻の食堂のために13点のタペストリーが注文されました。四季と、そのほかの田園の場面。注文書はそれらを陽気で快い主題の絵と呼んでいます。1788年12月にカルロス3世が亡くなると宮廷の計画は変わり、壁掛けは予定されていた部屋には届きませんでした。残ったのは絵のほうです。土の盛り上がりに体をあずけた楽師がドゥルサイナを吹いています。スペインの村祭りで今も聞こえる複簧の笛です。ほぼ正方形という寸法は、これが扉の上を飾る一枚で、泉のそばの猟師と対になっていたことを示しています。この連作の下絵は11点がプラドにあります。




