シータとサリータ
作品情報
ストーリー
描かれているのは画家のいとこ、サラ・アリボン・リーヴィットで、1893年か1894年ごろの作品です。白いドレスで青と白の模様のソファに座り、肩には黒猫が乗って、その黄色い目が彼女の顔と同じ高さにあります。題名はスペイン風の愛称をもじったもので、サラをサリータ、猫をシータと呼んでいます。当時はマネに後押しされて、スペイン絵画が流行していました。絵は1895年にニューヨークで、1896年にはパリの国民美術協会のサロンで展示されました。パリで毎年開かれた二つの大きな展覧会のうち、新しいほうです。1921年、画家はこの絵をリュクサンブール美術館のためにフランス政府へ寄贈しました。手放す前に、本人いわく自分の満足のために、もう一枚の同じ構図の絵を描いています。そちらは現在ワシントンのナショナル・ギャラリーにあります。

