花を生けた小さなデルフト花瓶

Paul Cézanne · PD

花を生けた小さなデルフト花瓶


作品情報

アーティスト
ポール・セザンヌ
制作年
1873
技法
油彩
種類
絵画
寸法
41 × 27 cm

ストーリー

1890年5月20日、オーヴェル=シュル=オワーズに着いたその日に、フィンセント・ファン・ゴッホは医師ポール・ガシェを訪ねました。村でゴッホを診ることになる人物です。同じ日に弟テオへ宛てた手紙で、ゴッホは医師の家で見た絵を挙げ、その中に「セザンヌの美しい花束の絵二点」があると書いています。この作品はそのうちの一点です。セザンヌは17年前の1873年、同じ村に住んでいた頃にこれを描き、ガシェが画家から直接買い取りました。高さ41センチほどの小さな絵です。青と白の小さなデルフト焼きの花瓶から赤いゼラニウムがあふれ、その奥では淡い色の花が暗い布を背に伸び、テーブルには赤い花びらが二枚落ちています。絵は1909年に医師が亡くなるまでその家にあり、1951年に息子がフランスの国立美術館に寄贈しました。

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