
Camille Pissarro · PD
サウス・ノーウッドの雪景色
作品情報
ストーリー
1870年12月、ピサロは家族を連れてロンドンに渡りました。パリ郊外ルーヴシエンヌの自宅にはプロイセン軍が入り込んでいました。落ち着いた先はノーウッド、ロンドンの南の尾根に開かれたばかりの郊外で、1851年の万国博覧会のあとに移築されたクリスタル・パレスがすぐそばにありました。
着いたのが冬だったので、まず雪を描いています。本人がのちに書き残しているとおり、この郊外で霧と雪と春の効果を研究しました。滞在は半年ほどで、その間の油彩は十数点が残っています。1871年6月、クロイドンの登記所でジュリー・ヴェレーと結婚し、そのままフランスへ帰りました。この絵がロサンゼルスの美術館に入ったのは、2005年のことです。




