
Raphael · PD
ソリーの聖母
作品情報
ストーリー
ラファエロが20歳そこそこで描いた、もっとも初期の聖母子像のひとつである。なだらかなウンブリアの丘を背に、聖母が本を読みながら幼子を膝に抱いている。この穏やかな画風は、彼の師ペルジーノから受け継いだものだ。幼子キリストは、細い紐でつないだ一羽の鳥を手にしている。これはゴシキヒワで、古くから魂やキリストの受難を指し示す鳥とされてきた。作品の名は、のちにこの絵を所有した英国の商人エドワード・ソリーにちなむ。彼の集めたコレクションが、ベルリンの絵画館の礎のひとつになった。




