
El Greco · PD
聖アンデレと聖フランチェスコ
作品情報
ストーリー
1595年ごろ、エル・グレコは長く暮らしたトレドでこの絵を描いた。15世紀を隔てて生きた二人の聖人を、彼は並べて立たせる。左には使徒アンデレが、自らの殉教の場となったX字形の十字架を支える。右にはアッシジのフランチェスコが、褐色の修道服をまとい、両手にキリストの聖痕を示す。事件は何も起こらない。二人はただ語り合い、すべては手の仕草と、炎のように上へ伸びる細長い姿に託されている。この絵がグレコ自筆と認められたのはスペイン内戦のときで、当時はマドリードのエンカルナシオン修道院に掛かっていた。




