
ステラとピエロ
作品情報
ストーリー
1880年代のフィレンツェやプラートの周辺では、何千人もの女性や少女が家で麦わらを編んでいた。編まれたわらはメートル単位で帽子屋に渡り、トスカーナの麦わら帽子としてヨーロッパ中に売られていく。ステッラの手にあるのがその仕事で、後ろの擁壁にもたれたピエロが、わら一本で彼女をからかっている。ヴィットーリオ・マッテオ・コルコスが1889年に描いたもので、社交界の肖像で生計を立てていた画家としては珍しい主題にあたる。長く個人の手にあり、2018年にボローニャの輸出許可窓口を通った際にイタリア国家が買い上げた。その年の7月24日から、ピッティ宮の近代美術館20室に掛かっている。
