リンゴとザクロのある静物

Gustave Courbet · PD

リンゴとザクロのある静物


作品情報

制作年
1871
技法
油彩
種類
絵画
寸法
44 × 61 cm

ストーリー

17世紀のオランダの画家たちは、静物画に傷んだ果物や腐りかけた果物を忍ばせ、あらゆるものが朽ちることを思い出させました。クールベのリンゴにも傷があります。形はいびつで皮は厚く、打ち身のしみもあります。それでもナショナル・ギャラリーは、これを逆に生への肯定と読み解いています。クールベはこの絵を囚われの身で描きました。1871年のパリ・コミューンに加わったかどで逮捕され、モデルを使うことを禁じられたため、差し入れられたものを描いたのです。どっしりした陶器の鉢の内側には淡い青の化粧土がかかっています。果物の山の下のほうにザクロが一つだけ隠れ、手前の樫のテーブルにはさらに二つの果物が置かれ、奥では錫のコーヒーポットと赤ワインのグラスが光っています。

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