リンゴとプリムラの鉢の静物

Paul Cézanne · PD

リンゴとプリムラの鉢の静物


作品情報

アーティスト
ポール・セザンヌ
制作年
1890
技法
油彩
種類
絵画
寸法
73 × 92.4 cm

ストーリー

1894年3月、ジヴェルニーのモネの家に、この絵が贈り物として届きました。贈ったのは画家仲間のポール=セザール・エルーです。庭づくりに後半生を注いだモネの手元に、鉢植えのサクラソウを描いたセザンヌが収まったことになります。セザンヌは花をほとんど描いていません。一つの静物を何十回も見直しながら進める描き方では、切り花も鉢植えも先にしおれてしまうからです。鉢植えの出てくる油彩は三点しか知られておらず、これはその一点です。モネはこの絵を33年間手元に置き、1927年にニューヨークの画商へ手放しました。リンゴが載っているテーブルにも見覚えがあります。裾に飾りのついた、脚の曲がったこの一台を、セザンヌは1890年代の優れた静物のうち三点で使い回しています。

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