
カボチャ、洋ナシ、クルミのある静物
作品情報
ストーリー
カボチャがひとつ、洋ナシが数個、クルミがいくつか。ほかには何もない。カボチャはその二世紀前にアメリカ大陸から渡ってきて、チェルーティがこの絵を描いた1750年代には、ロンバルディア平野のどの畑の隅にも生えていた。安くて冬じゅう保つから食べるものだった。洋ナシもクルミも同じ秋の数週間に採れ、値段も似たようなものである。チェルーティは画業の最後の区間にいて、この安い食べ物に、貧しい者たちの顔に注いだのと同じ、辛抱づよく近い光を当てている。画面は小さく、43センチ×59センチ、第36室に掛かっている。



