
Piet Mondrian · PD
ひまわりのある静物
作品情報
ストーリー
1907年、モンドリアンはアムステルダムに住み、まだオランダ風景画の落ち着いた色調で描いていた。この作品でも、画面の大半はくすんだ緑と黄土色で、素早い筆づかいで塗られている。明るい色を与えられているのは一輪のひまわりだけだ。ガラスの花瓶に挿され、花の顔をこちらに向けている。そばには丸く白い壺、背後には幅の広い葉が数枚。翌年、彼は再びひまわりを取り上げ、しおれてゆく姿を描いた。晩年、ニューヨークで書いた文章の中で、花は一輪ずつ描くのが好きだった、そのほうが構造をよく表せたからだ、と振り返っている。作品はオランダ、スイス、イギリス、ミシガンのコレクターや画廊を渡り歩き、1991年、ロイヤルオークのコレクター、マーガレット・デマントによってデトロイト美術館に寄贈された。




