
ジュンカリーコ城の服属
作品情報
ストーリー
1314年3月29日、マレンマ地方の城砦ジュンカリーコがシエナの支配下に入った。市の評議会は、その出来事を市庁舎の壁に描かせることをほどなく決めている。いま残るのは断片で、丘の上に城壁と塔が立ち、その前に一人の人物が立つ。政治の記録として描かれたこの壁画はのちに漆喰で塗り込められ、1980年から81年の修復でふたたび現れた。作者を記す文書はない。ドゥッチョの手とする説が最も広く受け入れられている一方、シモーネ・マルティーニやその周辺の画家に帰す研究者もいる。この壁のある「地図の間」には、その翌年、シモーネ・マルティーニが壁いっぱいの『マエスタ』を描くことになる。




