受胎告知

受胎告知


作品情報

アーティスト
ピントゥリッキオ
制作年
1493
技法
フレスコ画およびセッコ画
種類
絵画

ストーリー

ピントゥリッキオがアレクサンデル6世のために装飾した部屋のうち、これが最後の一室で、彼はその大半を工房に任せた。この受胎告知も助手たちの手によるものだ。部屋の名は信仰の神秘に由来し、マリアとキリストの生涯から七つの場面が選ばれている。そのうち最初の三つと最後の二つ、合わせて五つがマリアを中心とする場面である。ボルジア家の教皇は、とりわけ聖母に篤い崇敬を寄せていた。百合を手にした大天使ガブリエルがひざまずき、向かいにマリアがひざまずく。奥のアーチには父なる神が現れ、聖霊の鳩が舞い降りてくる。上のヴォールトには、ボルジア家の雄牛を描いた教皇の紋章がある。

周りの壁には思わぬ発見があった。1973年、この部屋が新設の近代宗教美術コレクションの展示室に改装されたとき、壁の装飾は18世紀のものと考えられ、タペストリーで覆われた。2006年に終わった修復で、それが当初のものだとわかった。典礼の道具を収めた、描かれた偽の壁龕や、古代風のグロテスク文様である。

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