聖ヒヤシントへの聖母の出現

El Greco, The Apparition of the Virgin to Saint Hyacinth, 1605. Wikimedia Commons. · PD

聖ヒヤシントへの聖母の出現


作品情報

アーティスト
エル・グレコ
制作年
1605
技法
油彩
種類
絵画
寸法
100.01 × 61.91 cm

ストーリー

エル・グレコがこれを描いたのは1605年ごろ、すでに高齢で、トレドの活気ある工房を率いていた時期だ。この頃には作風がすっかり独自のものになっていた。細く引き伸ばされた人物、冷たく酸のような色、そして内側からさすような光。描かれた聖人は13世紀ポーランドのドミニコ会修道士、聖ヒヤシンスで、聖母子が彼の前に現れる瞬間をとらえている。対抗宗教改革期のスペインは、幻視をただ説明するより、それを体感させる絵を求めていた。この主題はまさにそれにかなっていた。同じ構図のより大きな別本があり、いまはフィラデルフィアにある。ロチェスターのこの一枚は、大西洋を渡る前にパリの画家アンリ・ルアールの手を経ている。

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