
Jan Brueghel the Elder · PD
マリエモンで狩りをする大公夫妻
作品情報
ストーリー
1636年、この絵はすでにマドリードのアルカサル宮にあった。そこへ運ばれたのには理由がある。ブリュッセルからは絵が次々とフェリペ4世のもとへ送られ、大公夫妻がスペイン領ネーデルラントをいかに見事に治めているかを見せていた。アルブレヒト大公とイサベル王女は、狩りの途中、大きなポプラの陰で休んでいる。まわりには廷臣と狩人たち。背後に立つのはブリュッセル近郊のマリエモン宮、夫妻が好んだ住まいのひとつで、風景はほとんど測量図のように描き取られ、地平線は古いフランドルの流儀で高く置かれている。狩猟は貴族だけに許された権利であり、その野は豊かに見える。制作は1611年頃、カンヴァスに135センチ×246センチ。




