
Henri Rousseau · PD
ウアーズ川の岸辺
作品情報
ストーリー
オワーズ川はパリの北西でセーヌ川に合流する川で、19世紀から画家たちに好まれてきました。ドービニーはアトリエ船を浮かべてこの川を描き、ピサロは川沿いの町ポントワーズに長く暮らしました。アンリ・ルソーが描くオワーズの岸辺は、きちんと整えられています。左手のポプラは柵の杭のように一列に並び、右の大きな木は葉を一枚ずつ重ねて描かれ、草地では三頭の牛が並んで草を食んでいます。その牛のあいだに、青い服の小さな牧人がのぞいています。ハーヴァード大学の学芸員は、彼の帽子を古代のフリギア帽と見ています。ルソーは風景に空想の気配を添えるため、こうしたモチーフをよく描き込みました。木枠の裏には、フランス語で「オワーズ川のほとり、1907」と書かれています。1951年、作品を常にまとめて展示するよう求めたニューヨークの銀行家のコレクションとともに、ハーヴァードのフォッグ美術館に入りました。




