
Pierre-Auguste Renoir · CC-BY-SA-4.0
水浴の女たち
作品情報
ストーリー
この絵にはMNR 878という記号がついています。第二次大戦後にドイツから返還されながら、持ち主を特定できず、フランス政府が預かったままになっている作品の番号です。もとは画商アンブロワーズ・ヴォラールの手元にありました。数十年にわたってルノワールを扱った人物で、1939年7月に自動車事故で亡くなります。遺産目録には、ルノワール、水浴、人物四人、とだけ記されていました。1941年11月、占領下のパリでケルンのヴァルラフ・リヒャルツ美術館がこれを買い取ります。戦中はテュービンゲンに疎開し、戦後はバーデンバーデンの連合軍集積所に1103番で登録され、フランスへ戻り、1951年にルーヴル美術館の絵画部門へ配属されました。描かれたのは1903年から1905年ごろ、ルノワールが冬を過ごした地中海沿いのカーニュでのことです。1995年からは、彼が1907年に買い、最期まで暮らした同じ町のレ・コレットに置かれています。




