
John Everett Millais · PD
盲目の少女
作品情報
ストーリー
嵐が過ぎたばかりの野道で、二人の少女が身を寄せて休んでいる。姉のほうは目が見えず、物乞いをしながら手風琴で身を立てている。首から下げた札には、憐れみを乞う言葉が記されている。妹は姉に寄りかかり、雨あがりの空にかかった二重の虹を見上げている。だが姉には、その虹が見えない。ミレイはラファエル前派らしく、濡れた草の一本一本まで細やかに描き込んだ。姉のショールの上には、一羽の蝶がそっととまっている。彼女はそれにも気づいていない。




