
Titian · PD
キリストの埋葬
作品情報
ストーリー
X線と赤外線の調査で、この絵の作り方が分かっている。構図は同じプラド美術館にある1559年の《キリストの埋葬》から、原寸の型紙を使ってほぼ一点ずつ写し取られた。手直しはその後に入っている。左に筋書きと関係のない人物が一人加わり、キリストの顔は苦痛の表情に描き直された。前作の顔は静かなままである。美術館はこの絵に工房の助手が加わったことをはっきり記し、ティツィアーノ自身が後から手を入れたとも述べている。石棺の扱いは前作より簡略で、アリマタヤのヨセフの絹は点を置いた程度になった。ニコデモは頭に巻き布を戻している。1572年の作で、1585年にフェリペ二世の秘書アントニオ・ペレスの絵画とともに王室コレクションへ入った。




