
Museo del Prado · PD
アランフエスのカリェ・デ・ラ・レイナ
作品情報
ストーリー
画布の左下には、オレンジがかった赤で540という数字が筆で書かれている。1857年に王立美術館が与えた番号で、そのとき作者はベラスケスとされていた。それ以前の記録はもっと違う。1794年、アランフエス宮殿の王子居室の食堂でこの絵を記載したカルロス3世の遺産目録は、エル・パルドの古い入口を描いた風景、六頭立ての馬車が三台、作者はマソ、評価額2000レアルと書いている。場所そのものが取り違えられていた。描かれているのはアランフエスのレイナ通りで、左手にタホ川が流れ、岸辺には人々が休み、番人が並木道の門を開けている。1834年の目録は地名を正し、そのかわり作者をベラスケスに替えて評価額を8200に上げた。プラド美術館は現在マソの名を戻し、制作年は17世紀とだけ記す。




