キリストの十字架運び

キリストの十字架運び


作品情報

制作年
1490
技法
トウヒ材の板絵
寸法
211.7 × 134.7 cm

ストーリー

この板絵の十字架は、一本の木そのものだ。フリューアウフはそれを、枝を払った灰色の樹皮の丸太として描き、切り口には淡い桃色の年輪がのぞく。丸太は長い対角線となって画面全体を横切っている。キリストはその下で石ころだらけの地面にくずおれ、淡い衣が周りに広がり、片手はまだ木に添えられている。暗い緑の上着の男が棒を手に身をかがめ、黄色い服の男はキリストの腰に結ばれた縄を握る。後ろでは聖母が目を閉じ、両手を組んだまま、ヨハネと聖女たちの腕の中に気を失って倒れている。槍と、振り上げた鋼の籠手が金地に浮かぶ。画面の下の端では、緑の帽子の男が十字架の根もとをつかんでいる。兵士たちに十字架を担がされた通りがかりの男、キレネ人シモンだろう。

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