チャヴシュバシュ

チャヴシュバシュ


作品情報

制作年
1718
技法
油彩、カンヴァス
種類
絵画
寸法
38.5 × 30.5 cm

ストーリー

イスタンブルの大宰相府には、借金や犯罪、商人どうしの争いをめぐる請願が毎日届き、それをさばいたのがチャヴシュバシュでした。書記たちが案件の要旨をまとめ、彼がそれを大宰相に取り次ぎます。事件によっては、自分の判断でしかるべき法廷へ回すこともできました。彼の印のある請願は、どこへ回されても審理されなければなりませんでした。判決が下れば、その執行を見届けるのは配下のチャヴシュたちです。アムステルダム国立美術館は彼を、裁き手としての大宰相の代理と説明しており、大宰相が不在のときにはチャヴシュバシュが代わって会議を主宰することもありました。

工房で描かれたこの小さな絵で、彼は欄干と庭を背に全身像で立っています。裏面のオランダ語の書き込みは彼を「帝国の使者たちの長」と呼び、番号の一がシリーズの最初に彼を据えています。

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