
建設現場
作品情報
ストーリー
1911年のパリの建設現場を描いたこの絵は、意外な人物の手でフランス国家のコレクションに入りました。1929年、アメリカの富豪たちにルネサンス絵画を売ったことで知られるイギリスの画商ジョゼフ・デュヴィーンが、これを国に寄贈したのです。絵は存命作家の作品を収めるリュクサンブール美術館に入り、71歳のリュスはまだ筆をとっていました。画面は木材と労働でできています。高い木組みに沿って足場がよじのぼるように組まれ、板の上には男たちが立ち、黒いクレーンの腕が現場の上を横切り、端には馬が待ち、手前では作業員たちが鮮やかなオレンジ色の山をシャベルですくっています。1950年からはパリの北にあるサン=ドニの美術歴史博物館に寄託され、2012年にオルセーへ移るまでそこにありました。




