玉屋の花魁静と禿

玉屋の花魁静と禿


作品情報

アーティスト
二代目 喜多川歌麿
制作年
1815
技法
木版画
寸法
39 × 26 cm

ストーリー

描かれているのは、江戸の囲われた遊里、吉原の玉屋に抱えられた高位の遊女、静である。かたわらにいるのは禿。この位の花魁に付き従い、裾や使いを引き受けた少女たちで、勤めを続ければ、やがて自らも遊女へと仕立てられていった。こうした錦絵は、流行の見本と人気者の肖像の中間のようなもので、吉原の花形を追う客のために、店の名も女の名も刷り込まれた。署名は「歌麿」とあるが、絵に記された年は1815年、名高い歌麿が没して九年後にあたる。これは、師の未亡人を娶り、その名を使い続けた弟子の手になる一枚である。

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