
Vincent van Gogh, The De Ruijterkade in Amsterdam, 1885. Wikimedia Commons. · PD
アムステルダムのデ・ロイテル河岸
作品情報
ストーリー
1885年10月はじめ、ファン・ゴッホは三日間だけアムステルダムに滞在しました。目的は、その年の夏に新しい建物で開館したばかりのアムステルダム国立美術館で、レンブラントの前に立つことでした。美術館へ通う合間に、彼は小さな板に街の景色を大急ぎで描いています。弟テオへの手紙には、どれもひどく急いで描いたもので、一枚は列車の時刻よりずいぶん早く駅に着いてしまったので待合室で描いた、とあります。この絵もその一枚で、デ・ロイテル河岸の船と灰色の水が、ひと息に塗り上げられています。色はまだオランダ時代の茶と灰色のままです。数日後には、当時のアトリエがあったヌエネンに戻っていました。




