
Peter Paul Rubens · PD
パエトンの墜落
作品情報
ストーリー
1600年から1608年まで、若きルーベンスはイタリアにあり、マントヴァ公に仕えながらローマで古代の彫刻とミケランジェロを学んだ。『パエトンの墜落』はこの時期の作である。太陽神の息子パエトンは父の太陽の車を願い出たが、馬を御しきれず、大地を救うためにユピテルが雷を放った。ルーベンスは衝突のまさにその瞬間を、人と馬とがもつれ合う姿で描く。蝶の翅をもつ女たちは、時と季節をつかさどるホーラたちで、墜ちゆく車に怯えている。数年のち、ルーベンスはこの画布をふたたび手にとり、描き直した。




