
Jacob Jordaens · PD
巨人族の墜落
作品情報
ストーリー
1636年から、60点を超える絵がアントウェルペンからマドリード北方の山中にある狩猟の館へ送り出された。フェリペ4世はその部屋をオウィディウスの物語で埋めたいと考え、フランドルを統治していた弟のフェルナンドがルーベンスとの話をまとめた。ルーベンスは小さな板に下絵を描き、実物大の画面は他の画家たちに任せる。ヨルダーンスが引き受けたのは少なくとも5点で、これはそのひとつである。ギガスたちが山を積み上げて天に届こうとし、ユピテルの雷で崩れ落ちる話を、オウィディウスはわずか4行で片づけている。ヨルダーンスが描くのは、積み上げた岩が積み上げた者たちの上に戻ってくる瞬間で、雷そのものは画面上部にほのめかされるだけだ。ルーベンスの下絵はブリュッセルに残っており、最も違うのは右下の隅で、落下する人物が下絵よりはるかに描き込まれている。




