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ブエン・レティーロの大池
作品情報
ストーリー
水面には褐色の帆船が一艘、岸のそばで待っている。手前ではひとりの紳士が、顔にヴェールをかけた婦人へ手を差し伸べている。奥に広がるのはブエン・レティーロ宮の庭園の大池で、まわりの木立が水に映り、煉瓦と石を交互に積んでスレートで葺いた立方体の建物が建つ。船着き場だったのかもしれない。当時のマドリードではありふれた造りである。手前の柵はジグザグに折れ、その上に孔雀が一羽とまり、さらに上には石のヴィーナスが立つ。プラド美術館はこの絵を1657年ごろ、マソがイタリアへ旅した年のあたりに置いている。




