
Vincent van Gogh · PD
モンマルトルの丘
作品情報
ストーリー
1886年2月の終わりにファン・ゴッホはパリに着き、モンマルトルのふもとにある弟テオの部屋に住み始めます。その年の5月、数本先の通りでは第8回、つまり最後の印象派展が開かれ、スーラの《グランド・ジャット島の日曜日の午後》が話題をさらっていました。彼は同じころこの丘に登っています。当時のモンマルトルはまだ半ば田舎で、菜園や風車、稼働中の石切場があり、その広い眺めを戸外で描きました。色はまだオランダ時代のもので、赤みの茶とくすんだ黄が中心です。草地や空には、明るい緑や青、白を試している跡が見えます。空には、絵の具の層が傷んだために彼自身が塗り直した部分も残っています。




