
聖カタリナ、聖セバスティアヌス、寄進者のいる聖家族
作品情報
ストーリー
この板絵は、イングランドの外交官、二人の王、そして一人の銀行家の手を渡ってきた。セバスティアーノがまだヴェネツィアにいた若いころの作で、多くの研究者は1507年から1508年ごろとみている。聖家族と聖カタリナ、聖セバスティアヌス、名の伝わらない寄進者が横に並ぶ構図は、ヴェネツィアの画家たちがこうした静かな聖会話に好んだ横長の形である。イングランドの大使フランシス・コティントンがスペインでこれを手に入れ、1627年にはチャールズ1世の所有となっていた。1649年にチャールズが処刑されて王の絵画が売り払われると、この絵はロンドンのコレクションを経て、パリに住むケルン生まれの銀行家エーファーハルト・ヤーバッハの手に渡り、1662年にルイ14世に売られた。いまはルーヴル美術館の、《モナ・リザ》のある国家の間に掛かっている。




