
Gustave Courbet · PD
サン=ポワン近郊の湖
作品情報
ストーリー
1872年の春、クールベは故郷のフランシュ=コンテに帰ってきました。前の年、パリ・コミューンに関わった罪でサント=ペラジー監獄などに半年ほど収監され、冬に体を壊して療養所に移され、3月に釈放されたばかりでした。サン=ポワンの湖はオルナンの生家から50キロほど離れたジュラの山あいにあり、彼が少年の頃から歩いていた土地の続きにあたります。同じ年のサロンは、提出された彼の絵を審査で落としています。展示の場を断たれた画家が、売ることのできる郷里の風景を数多く描いたのがこの時期です。翌1873年、ヴァンドーム広場の円柱を倒した件で再建費用の支払いを命じられると、彼は7月にスイスへ渡り、1877年にその地で亡くなりました。




