
Francisco Goya · PD
夫を描くビリャフランカ侯爵夫人
作品情報
ストーリー
画面には1804年の年記がある。その翌年、マリア・トマサ・パラフォクス、第12代ビリャフランカ侯爵夫人は、王立サン・フェルナンド美術アカデミーの功労会員に選ばれた。ゴヤは彼女を、まさにその仕事の最中に描いている。赤いビロードの肘掛け椅子に腰かけ、足をクッションに載せ、当時流行の白い薄地のドレスをまとって筆を手にする。目の前の画布には、軍服姿の夫フランシスコ・デ・ボルハ・アルバレス・デ・トレドが胸像で描かれている。その絵の中の夫は、こちらの妻のほうへ顔を向けている。肖像は1926年まで一族の手に残り、ニエブラ伯の遺贈としてプラドに入った。




