
Bartolomé Esteban Murillo · PD
貴族の夢
作品情報
ストーリー
1665年、ムリーリョはセビリアのサンタ・マリア・ラ・ブランカ聖堂のために制作していた。改修されたばかりのこの聖堂の円蓋の下に掛けるため、彼は半円形の画布を二枚描き、これはその一枚である。描かれるのはローマの伝説だ。子のない貴族の夫婦が眠りにつくと、聖母が夢に現れ、雪の降る場所に聖堂を建てよと告げる。右奥には八月だというのに雪化粧した風景が見え、これがローマのサンタ・マリア・マッジョーレ大聖堂の起こりとされる奇跡である。ムリーリョは友人であり後援者でもあった参事会員フスティノ・デ・ネベのために描いた。1901年からプラド美術館にある。




