
Claude Monet, The Poppy Field near Argenteuil, 1873. Wikimedia Commons. · PD
アルジャントゥイユのひなげし
作品情報
ストーリー
1873年、モネはパリ近郊のアルジャントゥイユに暮らし、初夏の野に赤いひなげしが点々と咲く丘を描いた。翌1874年、この絵は写真家ナダールの旧アトリエで開かれた最初の印象派展に並ぶことになる。丘の斜面には、日傘をさす女と子どもが二組。手前と奥に描かれた母子は、妻カミーユと息子ジャンが草のなかを下ってくる、同じ二人の時間差の姿だとも言われる。赤い絵具を軽く置いただけの点々が、そよぐ風のなかで揺れる花に見えてくる。




