
Paolo Veronese · CC-BY-SA-3.0
宦官の処罰
作品情報
ストーリー
アハシュエロス王の侍従ビグタンとテレシュの二人が、王の暗殺をたくらみました。エステルのいとこモルデカイがそれを知り、エステルが彼の名で王に知らせ、二人は木につるされます。エステル記ではわずか三節で語られる出来事ですが、ここではそれが、ごく小さいながら一枚の絵の主題になっています。ヴェロネーゼはまだヴェローナにいた頃、家具にはめ込めるほど小さなカンヴァスにこれを描きました。美術館も、もとは家具の装飾だったのだろうと見ています。油彩スケッチのような自由さで手早く描かれ、美術館は風景の伸びやかな筆さばきと、補色を隣り合わせに置いた色の対比に注目しています。




