
Jan Brueghel the Elder / Peter Paul Rubens · PD
視覚の寓意
作品情報
ストーリー
この部屋は、実在した収集品の目録のように読めます。壁の絵のいくつかは特定されていて、ルーベンスの「虎と獅子と豹の狩り」は現在フランスのレンヌ美術館に、同じくルーベンスの「花環の聖母」はルーヴルにあります。天井から下がる照明にはハプスブルク家の双頭の鷲があしらわれ、窓の外にはフランドルを統治した大公アルブレヒトとイサベルのブリュッセルの居城、クーデンベルク宮殿が覗いています。机の上には、ミケランジェロがジュリアーノ・デ・メディチの墓のために彫った「昼」と「夜」の小さな複製が二つ並びます。ウェヌスは、クピドが差し出す一枚の絵を見つめています。この二人の姿は、ブリューゲルが板をほぼ描き終えたころにルーベンスが描き入れたものです。




