
Jacques-Louis David · PD
球戯場の誓い
作品情報
ストーリー
1789年6月20日、行き場を失った第三身分の代表たちがヴェルサイユの室内球戯場に集まり、憲法を定めるまで解散しないと誓った。革命の口火となったこの誓いを、ダヴィッドは巨大な絵にするよう1790年に依頼される。ところが制作の途中で革命はめまぐるしく進み、画中に描くはずだった議員の何人かが失脚し、あるいは処刑されていった。誰を英雄として残せるのか定まらぬまま、絵はついに完成しなかった。いまに残るのは、裸に近い下描きの人体が腕を突き上げる大画面である。窓の外では、嵐の風が緑のカーテンを室内へ吹き込んでいる。




