
Raphael, Three Graces, 1504. Wikimedia Commons. · PD
三美神
作品情報
ストーリー
これはとても小さな板絵で、手のひらに載るほどだ。描いたとき、ラファエロはまだ二十歳そこそこ、ウルビーノからフィレンツェへ出ようとする若者だった。三人の裸の女性が輪になって立ち、それぞれが金色の球を手にしている。ヘスペリデスの黄金の林檎とも見られている。同じ大きさの《騎士の夢》と対をなしていたと考えられ、二枚で一人の若者の徳と選択を語っていたらしい。輪になった三体はほとんど同じ姿勢を少しずつずらして繰り返し、古代ローマの浮彫を写生したような静かな佇まいをしている。




