
Franz Marc · PD
水飲み場の三頭の馬
作品情報
ストーリー
1913年、マルクは上バイエルンの村で動物ばかりを描いていた。翌年の夏には志願して戦争へ行き、1916年にヴェルダンで戦死する。色の使い方については、1910年にアウグスト・マッケへ宛てた手紙に自分の決まりを書いている。青は厳しく精神的なもの、黄は柔らかく明るいもの、赤は重たい物質で、ほかの色とぶつけて抑えなければならない、と。ここでも中央の二頭は赤と緑で向きを違え、その反発を、水の強い青と左端の黒い馬が受け止めている。目の前の森や馬を写したのではなく、色の関係から組み立てられた森である。画面は高さ40センチに足りない紙で、カールスルーエでは絵画ではなく版画素描室の収蔵品として扱われている。




