
Jan Brueghel the Elder / Peter Paul Rubens · PD
触覚
作品情報
ストーリー
触覚を表すために選ばれた場所は武具庫である。ウェヌスとアモルがマルスのために鍛えられた胸当てや兜に手を触れ、奥ではウルカヌスの鍛冶たちが大砲の金属を流し込んでいる。板が描かれたのは1618年、スペイン領ネーデルラントとオランダ共和国の戦いを止めていた休戦の九年目にあたり、終結までなお三年あった。武具は当面、使うためではなく手で触れて味わうためにそこにある。この絵はノイブルク伯ヴォルフガング・ヴィルヘルムの収集を経てスペインに渡り、フェリペ四世のものとなった。1636年にはマドリードのアルカサルに掛かり、1734年のクリスマスに王宮を焼いた火災を生き延びている。




